日本近代文学会 関西支部会報 5
関西支部事務局


目次

・研究会編
・会員の業績編


研究会編

主に関西で行なわれている研究会について、以下の項目順で紹介します(順不同)。
 会の名称
 代表者または事務局等の連絡先
 入会案内
 その他
□近代部会(大阪国文談話会)
□鳥井正晴 相愛女子短期大学 日本語日本文学研究室
〒559―0033 大阪市住之江区南港中4―4―106(6612)5900(代)
□漱石の作品を、章を追って、丁寧に読んでいく、輪読会です。

□文学論を読む会
□鳥井正晴 相愛女子短期大学 日本語日本文学研究室
〒559―0033 大阪市住之江区南港中4―4―106(6612)5900(代)
□バフチンを、輪読します。テクスト「ミハイル・バフチン全著作」水声社

□三重近代文学研究会
□皇学館大学・半田美永研究室
〒516―8555三重県伊勢市神田久志本町1704 0596(22)6410 
□原則として7月・12月の年2回、第4土曜日午後、皇學館大学国文学科研究室にて開催します。入会随時。

□横光利一を読む会
□黒田大河 [連絡先については、公開にあたり削除されています]
□本会は、横光利一を主な研究対象とする関西の院生クラスの若手研究者による自主的な研究会として93年7月に発足し、すでに20数回の例会を持ってきました。現在では、関西の院生・オーバードクターの研究活動と情報交換の場としても機能し、横光以外の作家を対象とした発表も行われています。横光利一と同時代文学に興味を持たれる方は葉書にてご連絡下さい。例会のご案内をお送りします。
□本会の会費等は不要ですが、通信費の実費を開催時に徴収しています。

□船場大阪を語る会
□三島祐一[連絡先については、公開にあたり削除されています]
□入退会自由。会費は当日。希望者には次回の案内を送ります。年4回、さいかくホール他。各新聞の大阪府内版か市内版に案内が掲載されます。

□文学・思想懇話会
□山ア義光 [連絡先については、公開にあたり削除されています]
□本会は数名の企画員で運営している自主的な研究会です。その都度不定期で行われる研究会に口コミ宣伝で集まってもらって開催しております。
□二〇〇一年六月二日(土)に京都学生会館で保田與重郎についての研究発表会(発表三本を予定)を開催予定です。来聴は自由で、会費等は必要ありません。詳しい情報は、次のURLのホームページでお知らせします。http://lit-tho.hoops.ne.jp/

□島尾文学研究会
□代表 高坂薫 事務局 プール学院大学 西尾宣明研究室
□島尾文学とその周辺に興味のある方は、ぜひご参加ください。年2回。おもに甲南大学で研究会を行っています。

 

会員の業績編

〈凡例〉

 著書名……『 』
 論文名……「 」
 掲載誌紙名……『 』

※ 著書、論文(その他を含む)の順にそれぞれ発表順に並べた。
※ 発行年、雑誌の巻号数は省略した(発行月のみとした)。月刊誌の場合、発行月ではなく月号数になっているものもある。

 4月〜12月……二〇〇〇年
 1月〜3月……二〇〇一年

※ 同一の誌名等が他に存する場合にかぎり、発行母体を加えた。
※ 再録論文は不掲載とした。
※ インターネット版作成の際、機種依存文字や外字は修正した。

  ア行の部

赤瀬 雅子

〇「久生十蘭とフランス文化」『桃山学院大学人間科学』3月

明里千章

〇「谷崎潤一郎と熱海(六)」『芦屋市谷崎潤一郎記念館ニュース』6月
〇「谷崎潤一郎と熱海(七)」『芦屋市谷崎潤一郎記念館ニュース』10月
〇「シンポジウム〈実生活と作品 『蓼喰ふ虫』をめぐって〉」『芦屋市谷崎潤一郎記念館ニュース』2月
〇「劇中劇のリアリティー 谷崎潤一郎『呪はれた戯曲』再説」『金蘭国文』3月

荒井真理亜

〇「上司小剣『鱧の皮』論」『(関西大学)国文学』3月
〇「昭和期の『萬朝報』について―萬朝報社長・長谷川善治の大日本雄弁会講談社社長・野間清治宛書簡の紹介―」『(関西大学)国文学』3月
〇「上司小剣 作家以前の小品」『相愛国文』3月

岩見幸恵

〇『島尾敏雄事典』(16項目担当)勉誠出版、7月
〇「有島武郎の『迷路』と『旅する心』―迷宮小説、村上春樹、アリス、イプセンその他」『親和国文』12月
〇「『ぼくは小学尋常科123』小考」『島尾敏雄』鼎書房、12月

大石加奈子

〇「『天人五衰』研究―結末の謎 クローズアップの盲点―」『阪神近代文学研究』7月
〇「銀河世界の柔らかい光学空間―『銀河鉄道の夜』におけるテクストの視覚性―」『国際文化学』9月
〇「自然の物質による生命再生世界―『暁の寺』の構造性試論―」『鶴山論叢』3月
〇「光の粒による新しい立体空間―『銀河鉄道の夜』における『見かけの触覚性』―」『国際文化学』3月

太田登

〇「『野分』論―『現代の青年に告ぐ』の演説をめぐって」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「小日山直登資料にみる与謝野晶子(五)」『与謝野晶子倶楽部』11月
〇シンポジウム「『明星』創刊一〇〇年と石川啄木」『解釈と鑑賞』3月

大畑照美

〇「『われから』論―母と美尾、美尾と町子―」『近代文学研究』2月

岡田正子

〇「幸田露伴『露團々』考―『露團々』の風流観をめぐって―」『日本文藝研究』6月

荻原桂子

〇『近代文学入門』(共著)双文社出版、9月
〇「樋口一葉『にごりえ』論―〈鏡界〉という物語」『九州女子大学紀要』9月
〇「漱石文学の源流―その作家的出発をめぐって」『九州女子大学紀要』2月

奥野久美子

〇「芥川龍之介『或日の大石内蔵之助』の方法―人物造形を中心に―」『國語國文』8月

  カ行の部

片山宏行

〇『菊池寛のうしろ影』未知谷、11月
〇「注解」『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』菊池寛、新潮文庫、99年5月

北野昭彦

〇「国木田独歩」『新研究資料現代日本文学7 詩』明治書院、6月
〇「宮澤賢治『注文の多い料理店』の〈山猫〉像―猫の民俗誌と風刺文学の視点から読み直す―」『龍谷大学論集』1月
〇「モダン・ファンタジーの土俗性と前衛性―宮澤賢治の『注文の多い料理店』を読み直す―」『高野山大学国語国文』3月

木村小夜

〇『太宰治翻案作品論』和泉書院、2月
〇「『めくら草紙』評釈」『太宰治研究』6月

工藤哲夫

〇「ナモサダルマプフンダリカサスートラ―賢治注解―」『女子大國文』12月

國中治

〇『新研究資料現代日本文学7 詩』(共著)明治書院、7月
〇『日本の詩100年』(共著)土曜美術社出版販売、7月
〇『近代文学入門』(共著)双文社出版、9月
〇「三好達治詩への通路―四行詩における指示語を中心に―」『現代詩手帖』10月
〇「立原道造とソログープ」『神戸松蔭女子学院大学・短期大学研究紀要(人文科学・自然科学篇)』3月
〇「〈ぼく〉と〈僕〉と貝殻細工―立原道造『緑蔭倶楽部』―」『解釈と鑑賞別冊 立原道造』3月

倉西聡

〇「福永武彦における漱石文学の影響―『風土』と『行人』と」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「福永武彦の探偵小説」『武庫川国文』12月

黒田大河

〇「『満韓ところぐ』論―『余』という語り手の感性―」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『夜の靴』―〈敗戦〉という「不通線」―」『解釈と鑑賞』6月
〇「本郷―回想の中の〈あの頃〉―」『解釈と鑑賞別冊 芥川龍之介 旅とふるさと』1月

小橋孝子

〇「『趣味の遺伝』論」『日本近代文学』5月
〇「『草枕』論―鏡花文学との交響をめぐって―」『国語と国文学』10月

小林幹也

〇「フィクションが立ち上がるとき―森鴎外『うたかたの記』論」『近畿大学日本語・日本文学』3月

  サ行の部

佐伯順子

〇『泉鏡花』筑摩書房、8月
〇「南方熊楠の男色論―『浄と不浄』再考―」『熊楠研究』3月

島村健司

〇「横光利一『美しき裏切(クライスト作)』の典拠と周辺―翻訳受容の一側面―」『国文学論叢』2月

清水康次

〇「漱石『単行本書誌』覚書」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『暗夜行路』『第一』を読む―『結論』への疑い・『答へる事』の限界―」『光華女子大学研究紀要』12月
〇「『白樺』派の作家と西洋絵画―画家の自我から文学者の自我へ―」『日本文学と美術』和泉書院、3月

真銅正宏

〇「『新聞小説』作家としての漱石―通俗性の問題をめぐって―」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『花火』に見る太宰的虚構のシステム」『太宰治研究』6月
〇書評「金子明雄・高橋修・吉田司雄編『ディスクールの帝国』」『日本文学』10月
〇書評「『睡蓮の長いまどろみ(上・下)』宮本輝著」『日本経済新聞』11月12日
〇「明治の食道楽/村井弦斎『食道楽』・幸田露伴『珍饌会』―食通小説の世界(五)―」『人文学』12月
〇「人情話というジャンル―永井荷風の一小説観―」『湘南文学』1月
〇「漂流記と翻訳物」『近世と近代の通廊―十九世紀日本の文学―』双文社出版、2月
〇「昭和の御馳走/内田百閨w御馳走帖』・谷崎潤一郎『細雪』―食通小説の世界(六)―」『人文学』3月
〇「掃墓の美学―永井荷風の場合―」『文化学年報』3月

須田千里

〇「全集作り」『日本近代文学』5月
〇『佐藤春夫全集』第25巻本文校訂・解題、臨川書店、6月
〇「続 仙人のはなし」『京都大学国文学会会報』9月
〇「鏡花文学の源泉―中国文学、江戸文学、民譚、挿画―」『ユリイカ』10月
〇「初期『サンデー毎日』の作家たち」『館報池田文庫』10月
〇書評『興膳宏編 六朝詩人伝』『国語教室』11月
〇「京都、奈良―旅の文学的形象」『解釈と鑑賞別冊 芥川龍之介 旅とふるさと』1月
〇「川端康成と泉鏡花―その対照―」『国文学』3月
〇「阪急学園池田文庫」『日本近代文学館』3月

杣谷英紀

〇「横光利一『時計』 ―〈誘惑〉する〈純粋小説〉―」『解釈と鑑賞』6月
〇「安部公房『壁―S・カルマ氏の犯罪―』の方法」『日本文芸研究』6月

  タ行の部

田中邦夫

〇「『道草』の語り手」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『明暗』と漢詩の『自然』」『(大阪経済大学)教養部紀要』12月

東口昌央

〇「高橋和己『堕落』論―混血と〈捨子〉をめぐって―」『論究日本文学』12月

外村彰

〇「犀星『生涯の垣根』にみる『庭』像」『室生犀星研究』9月
〇「犬と猫」『論集 室生犀星の世界(下)』龍書房、9月
〇「岡本かのこ『河明り』定稿校異(一)・(二)」『京都学園高校論集』11月
〇「岡本かのこ『金魚撩乱』校異」『大阪産業大学論集』3月

鳥井正晴

〇「『明暗』論の前提」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『書名』で綴る、『漱石研究』の活況、あれこれぞな、もし」『ちぬの海』10月

  ナ行の部

永栄啓伸

〇「『羅生門』論のむずかしさ―下人の正義・語り手への偏重」『皇学館論叢』00年2月
〇書評「前田久徳『谷崎潤一郎 物語の生成』」『国文学』9月
〇「谷崎の随想から―関西移住を中心に」『国語教室』11月
〇「菊治の誤算―『千羽鶴』の時間」『芸術至上主義文芸』11月

中川成美

〇「思索の力と可能性―緊急動議・純文学論争―」「世界思想」4月
〇「健三の『記憶』・漱石の『記憶』―『道草』との対話―」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「文学研究の位置と感情―プロレタリア文学とモダニズムを繋ぐ―」『日本近代文学』5月
〇「漱石の20世紀―動く肖像写真―」『20世紀をいかに越えるか』平凡社、6月
〇「〈近代化主義〉というカノン―戸坂潤の文化批判を起点として―」『日本文学』11月
〇「項目執筆」『三島由紀夫事典』勉誠出版、11月

奈良ア英穂

〇『近代文学入門』(共著)双文社出版、9月
〇『日本語表現とビジネス文書』(共著)樹村房、9月
〇「〈癩〉=『遺伝』説の誕生―進化論の移入と明治文学―」『日本近代文学』10月
〇「『豊饒の海』における主人公たちの年齢について」『日本文芸研究』3月

二木晴美

〇「京都時代の中原中也―生活の軌跡」『中原中也研究』8月

西尾 宣明

〇『作品論 遠藤周作』(共著)双文社出版、00年1月
〇『島尾敏雄事典』(共著)勉誠出版、6月
〇『近代文学入門』(共著)双文社出版、9月
〇『日本語表現とビジネス文書』(共著)樹村房、9月

信時哲郎

〇「暁」『宮沢賢治 文語詩の森 第二集』(柏書房)8月
〇「宮澤賢治「文語詩稿 五十篇」評釈三」『山手国文論攷』3月

  ハ行の部

橋本威

〇「啄木『一握の砂』難解歌考(7)最終拾遺」『梅花女子大学文学部紀要』12月

半田美永

〇『阪中正夫文学選集』(編著)和泉書院、3月
〇「向田邦子の小説」「鮒」『向田邦子鑑賞事典』翰林書房、7月
〇「有吉佐和子著作年表稿」「続有吉佐和子著作年表稿」(共編)、『皇学館論叢』8月、10月
〇「阪中正夫生誕百年にあたり―その文学的意義の検証―」『皇学館大学紀要』12月
〇「佐藤春夫の晶子像」『鉄幹と晶子』3月

藤本寿彦

〇「青野聰年譜、青野聰著書目録」『母よ』青野聰著、講談社文芸文庫、5月
〇「梶井基次郎書誌、梶井基次郎参考文献目録」(鈴木貞美共編)『梶井基次郎全集』別巻、筑摩書房、9月
〇「『測量船』、遅れて来た詩人のかたち」『現代詩手帖』10月
〇「奈良と近代文学」『世界遺産学を学ぶ人のために』世界思想社、10月
〇「幸田文主要・関連著作解題」『幸田文』(別冊文芸)12月
〇「獅子文六年譜、獅子文六著書目録」『但馬太郎治伝』獅子文六著、講談社文芸文庫、12月
〇「幸田文解説 『回転どあ』のむこう―日本の戦後空間と幸田文―」『回転どあ・東京と大阪と』幸田文著、講談社文芸文庫、2月

堀部功夫

〇「〈落ちし雷を〉の周辺」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「『無人島長平』の主典拠」『池坊短期大学紀要』3月
〇「『文学難波戦記』注」『(関西大学)国文学』3月

  マ行の部

槙山朋子

〇「高橋和己『黄昏の橋』論―あるいは漱石への溯行―」『漱石から漱石へ』翰林書房、5月
〇「水族館」「スーポー」「スタンダール」『堀辰雄事典』勉誠出版、3月

増田周子

〇『宇野浩二文学の書誌的研究』和泉書院、6月
〇『宇野浩二書簡集』和泉書院、6月

三品理絵

〇「『草迷宮』における歌絵の趣向」『近世と近代の通廊──十九世紀日本の文学』双文社出版、2月
〇「鏡花文学における自然と意匠の背景―『草迷宮』の同時代的文脈をめぐって― 」『神戸大学文学部紀要』3月

三島祐一

〇「谷崎潤一郎『春琴抄』の文学碑」『毎日新聞』12月1日
〇「『細雪』の船場ことば(続)」『大阪春秋』12月
〇「『春琴抄の碑』建立の経緯」『大阪春秋』3月

宮内淳子

〇「一九三〇年代・パリの日本語―横光利一・林芙美子・森三千代の場合―」『昭和文学研究』9月
〇「長野まゆみ論―レプリカのたのしみ―」『帝塚山学院大学日本文学研究』2月

宮薗美佳

〇「三島由紀夫『沈める瀧』論―昇の生育環境に着目して―」『日本文芸研究』6月

  ヤ行の部

屋木瑞穂

〇「樋口一葉『闇桜』の位相―〈筒井筒〉変奏―」『近代文学試論』12月

山ア義光

〇「中河與一の偶然論と『愛戀無限』」『近代の夢と知性 文学・思想の昭和一〇年前後』翰林書房、10月
〇「小説の技巧について」「卑俗な文体について」「私の小説の方法」「自己改造の試み」「わが創作方法」「文体」『三島由紀夫事典』勉誠出版、11月

山本欣司

〇「樋口一葉のドラマツルギー」『枯野』11月
〇「『たけくらべ』の美登利」『クロノス』3月

山本洋

〇「樋口一葉筆名由来考」『国語国文』12月
〇「樋口一葉の男性問題(その2)」『高野山大学国語国文』3月

吉岡由紀彦

〇「『羅生門』研究史・序」『SOLITUDE』4月
〇「日本近代文学における〈話法〉論の可能性―『羅生門』を例に―」『批評理論研究』5月
〇「鴉片」「槐」「往生絵巻」「九年一月明治座評」「九年十一月明治座評」「古書の焼失を惜しむ」「女仙」「未定稿」『芥川龍之介全作品事典』勉誠出版、6月
〇「〈コード〉分析の無効性―『枯野抄』をモデルとして―」『GETOVER』8月
〇「名作の旅・上海游記」『解釈と鑑賞別冊 芥川龍之介 旅とふるさと』1月

  ワ行の部

和田博文

〇『コレクション・日本シュールレアリスム1 シュールレアリスムの詩と批評』(単編)本の友社、6月
〇「戦時下の作家たち」『常設展示 20世紀東京の文学(1)』東京都近代文学博物館、4月
〇「井伏鱒二」「入沢康夫」「天沢退二郎」「暴走」「×」『新研究資料現代日本文学7 詩』明治書院、6月
〇「『恋愛』と『象徴』―『明星』が内包する詩史」『ユリイカ』8月
〇書評「高橋夏男著『流星群の詩人たち』」『日本近代文学』10月
〇「三好達治の後衛性」『現代詩手帖』10月
〇「京都と近代文学―龍安寺の石庭―」『世界遺産学を学ぶ人のために』世界思想社、10月
〇「映画論」「ぼくはオブジェになりたい」『三島由紀夫事典』勉誠出版、11月
〇「少年愛―稲垣足穂『少年愛の美学』中井英夫『薔人』」「SM―沼正三『家畜人ヤプー』山田詠美『ひざまずいて足をお舐め』」『国文学 臨時増刊号』2月
〇「戦中にとどまらず作家の戦後責任を問う―池田浩士『火野葦平論』」『東京新聞』2月11日
〇「中日近代史を捉え直す―趙夢雲著『上海・文学残像』」『図書新聞』2月17日
〇「〈詩〉の終焉―三島由紀夫の憧憬とアポリア―」『三島由紀夫論集2 三島由紀夫の表現』勉誠出版、3月
〇「世界遺産奈良近代文学散歩(1)―東大寺・春日大社・春日山原始林―」『Imagin 21』3月

渡邊ルリ

〇「野上彌生子『真珠』論」『東大阪短期大学紀要』3月


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