■2011年11月5日(土)、韓國外國語大學校において、日本近代文学会関西支部・韓国日本近代文学会共催による大会「海を越えた文学(2)──太宰治をめぐって──」を開催します。近代文学の国際的な研究交流を深める機会として、多くの支部会員の皆様にもご参加頂きたくご案内申し上げます。
関西支部からは、支部長、運営委員長とともに、[基調講演]越前谷宏氏、[研究発表]木村小夜氏、岡村知子氏、[コメンテーター]木村一信氏、斎藤理生氏が参加いたします。各発表題目および大会の詳細は下記の通りです。
■日時 : 2011.11.5(土)、12:30~18:30
■会場 : 韓國外國語大學校 ソウルキャンパス 教授会館2階講演室
ソウル特別市東大門里門洞270
ソウルメトロ1号線 外大前駅下車 徒歩10分
■言語 : 日本語
■内容:
・開会の辞 金容安 (漢陽大)
・特集「海を越えた文学(2)――太宰治をめぐって――」
【基調講演】
・ 太宰治研究の五十年 越前谷宏 (龍谷大)/
司会:崔在喆 (韓國外大)
【研究発表1】 司会 : 錦宰 (南ソウル大)
・ 『人間失格』の「はしがき」と「あとがき」考 許昊 (水原大)
コメンテーター : 木村一信 (プール学院大学)/
崔錫才 (江陵原州大)
・「清貧譚」における〈ロマンチシズム〉 木村小夜 (福井県立大)
コメンテーター : 洪明嬉 (蔚山大)/奥村裕次 (長安大)
・太宰治研究―キリスト教観の理解をめぐって― 全秀美 (韓國外大)
コメンテーター : 申鉉泰 (祥明大)/顯周 (仁荷大)
【研究発表2】 司会 : 任苔均 (聖潔大)
・『人間失格』から読み取れる反語 金容安 (漢陽大)
コメンテーター : 斎藤理生 (群馬大)/朴相度 (ソウル女子大)
・敗戦後の太宰治―家父長制とジェンダー―
岡村知子 (大阪府立大)
コメンテーター : 淑延 (仁荷大)/阿武正英 (祥明大)
・太宰治の『皮膚と心』論 金京淑 (德成大)
コメンテーター : 尹相鉉 (景園大)/恩姬 (啓明大)
【総合討論】 司会 : 申智淑 (啓明大)
・閉会の辞 明里千章 (千里金蘭大)
問い合わせ先 : 関西支部事務局 → こちらをご参照ください
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