『〈異〉なる関西』書評(中山弘明氏)

日本近代文学会関西支部編集委員会・編『〈異〉なる関西』(田畑書店)の中山弘明氏による書評が「図書新聞」第3384号(2019年1月19日発売号)に掲載されました。以下よりご覧いただけます。
https://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun/3384.html

『〈異〉なる関西』目次は以下よりご確認ください。
http://tabatashoten.co.jp/inarukansai/

事務局の移転

2018年4月から事務局が移転しました。
〒602-8580
京都市上京区烏丸今出川東入ル 同志社大学日本語・日本文化教育センター 弘風館505
木谷真紀子 個人研究室内
日本近代文学会
関西支部事務局
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お問い合わせは下記にお願いいたします。
kindaikansai [a] gmail.com
※[a]を@に読みかえてください。

事務局の移転

2017年4月から事務局が移転しました。
〒560-8532
大阪府豊中市待兼山町1-5 大阪大学大学院文学研究科
斎藤理生研究室内
日本近代文学会
関西支部事務局
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お問い合わせは下記にお願いいたします。
kindaikansai [a] gmail.com
※[a]を@に読みかえてください。

『京都近代文学事典』刊行

日本近代文学会関西支部
京都近代文学事典編集委員会編
『京都近代文学事典』
(和泉書院、定価5,800円+税)

『京都近代文学事典』が和泉書院より刊行されました。
本事典の特色は、近代以降の京都と作家や作品との関わりが広く取り上げられている点にあります。京都というと、古典文学との関わりがまず思い浮かぶかもしれません。しかし、近代以降も京都と関わりのある文学者や作品は、多くあります。古典文学の近代的なリメイク、旧制三高生(現・京都大学)をはじめとする学生の青春物語、博覧会や琵琶湖疏水をめぐる近代京都の物語、京言葉への憧れ、など、作品の内容は多様です。また、京都学派、京都画壇など、近代の京都では独特な文化が形成されていました。近代以降の京都ゆかりの人たちを取り上げ、、狭義の「文学」に囚われることなく、近代京都の新たな一面を提示する事典です。

『兵庫近代文学事典』刊行

日本近代文学会関西支部
兵庫近代文学事典編集委員会編
『兵庫近代文学事典』
(和泉書院、定価5,000円+税)

『兵庫近代文学事典』が和泉書院より刊行されました。
本事典の特色は、作家や作品と兵庫との関わりが記載内容の中心となっている点にあります。兵庫には、摂津・丹波・但馬・播磨・淡路とさまざまな地域があり、その中心となる神戸は、地理的には海と山が隣接する狭隘な空間で、中世以降の港湾都市としての歴史を受け継ぎながら、明治以降に時代に呼応しつつその姿を変化させてきました。その発展の中で戦災や震災も経験した兵庫を舞台とした作品も、執筆された時代や描かれる地域によって多様な要素や特徴が認められます。各項目はそうした点を中心に記され、いくつかのテーマに関する「コラム」欄も設けました。また、文学を広く捉え、これまでの文学事典ではあまりとりあげられなかった兵庫出身の文化人や漫画家もできるだけ紹介することに努めています。巻末には、「兵庫県内の文学館・美術館」「兵庫の文学賞・文化賞」の一覧も掲載しています。

『村上春樹と小説の現在』刊行

日本近代文学会関西支部編『村上春樹と小説の現在』
(和泉書院、定価2,400円+税)

『村上春樹と小説の現在』が和泉書院より刊行されました。
2010年度日本近代文学会関西支部春季大会にて行われたシンポジウム「村上春樹と小説の現在―記憶・拠点・レスポンシビリティ」におけるパネリスト4名(支部会員外ゲスト2名)の報告と全体討議の模様をまとめた第I部、全国から集まった参加者による論考13篇を収めた第II部によって構成されています。

日韓共同企画ブックレット刊行

日本近代文学会関西支部編
「いずみブックレット7海を越えた文学 ―日韓を軸として」
和泉書院(定価(税込)1050 円)

2009年度日本近代文学会関西支部秋季大会「支部創設30周年記念・日韓共同開催特別企画」として催された「海を越えた文学―日韓を軸として」をブックレットとして刊行しました。閔妃写真の謎、朝鮮俳壇の形成、金史良の日本留学時代の問題、安部公房の満州体験など、日本と韓国双方の研究者による論考四篇を収録しています。